KwPartnerzの日記

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国税庁、スマホの利便性を認める!平成29年は行政IT元年!!

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3408号 2016年05月16日 従業員がスマホ等で取り込んだ領収書の保存を認める

会計事務所向け情報誌<<税務通信>>最新号の最新情報をダイジェストに伝えます。

28年9月30以後の承認申請としており、早ければ平成29年1月1日~スキャナ保存がスマホで可能になるとのこと↓

<平成28年度税制改正の主な内容>

○ スキャナについて原稿台と一体となったものに限定する要件を廃止(電帳法規3④)
スマホとデジカメがOKになる。高画素カメラは今や当たり前なのでほぼ全てのスマホが適応?


○ 国税関係書類の受領等後,その受領等をする者がその国税関係書類に署名を行った上で,特に速やか (3日以内) にタイムスタンプを付す(電帳法規3⑤二ロ,3⑥)
→従業員が受領した領収書に署名(直筆限定なのか、押印でも良いのかは不明)した上でスマートフォン等により読み取りをした後,領収書等の画像にタイムスタンプを付与する(会計ソフトで対応又はスマホアプリもある)流れに変わる。

スマホアプリで付与するタイムスタンプでOKとなれば、全従業員にそのアプリをダウンロードしてタイムスタンプ付与後に経理部へ届けるような仕組みにすれば手間が減る。


○ 記録する国税関係書類がA4以下の大きさである場合には,大きさに関する情報の保存を要しない(電帳法規3⑤二ハ)
→レシートなら何も考えなくて良い。


○ 適正事務処理要件のうち相互けん制要件について,国税関係書類の受領等をする者以外の者が記録事項の確認 (必要に応じて原本の提出を求めることを含む。) を行うとすることで足りる(電帳法規3⑤四イ)
→経理機能をもつ第三者従業員が確認すればOK。


○ 小規模企業者(中小企業基本法に定める小規模企業者をいう。)である場合にあっては,適正事務処理要件のうちの定期検査要件について,税務代理人による検査とすることにより,相互けん制要件を不要とすることができる(電帳法規3⑤四)
→経理機能をもつ第三者従業員すらいないような小さな会社は、税理士が確認すればOK。

もちろん、freeeはスキャナ保存に対応してます。この改正にもついてくることは確実です。

<平成29年1月1日~の新サービスといえば…>

マイナンバーの派性サービス、マイナポータル!

これは、自分のマイナンバーを含んだ個人情報を、いつ、だれが、どのような目的で利用したかを確認できるサービス。行政情報のお知らせを受け取るサービス。行政機関への手続きをWeb完結するサービス。この3つのサービスが利用できるようになります。全部をWebで。

● いつ、だれが、どのような目的で利用したかを確認できる
→不正利用されているのが一目瞭然。一般人がわざわざ利用することじゃないが、詐欺に対する防止策なような気がする。

● 行政情報のお知らせを受け取る
→確定申告などの税金に関する情報、予防接種や検診に関する情報、年金に関する情報、介護に関する情報がWebで見れる。
このお知らせ受け取りとG-mailとかが連動出来れば凄いと思うけど、基本的にはWeb上にあるマイナンバー由来のメールボックスを見に行くような形になると思われる。

● 行政機関への手続きをWeb完結する
国民年金の電子決済、国民健康保険の電子決済が可能。
戸籍に関する手続きとか住所変更も出来ると考えられるため、わざわざ市役所の時間外受付(サラリーマンなんて通常営業時間に行けない)に行かなくても良い。
これは婚姻も離婚もWeb完結できるため、スマホがあれば戸籍をいじれる?

マイナンバーの打ち込みだけだと「なりすまし」が簡単なので、通知カードを市役所に申請して貰える【個人情報カード】に内蔵されたICチップを利用したログイン方法が採用される予定となっている。つまり、スマホ完結はちょっと難しい。

<所感>

テクノロジー進化に世間が追いついてきた。

FUTURE IS NOW!!

末来は“今”だ。

会計業界はどんどん末来を取り込んで、もっともっとクリエイティブに『進化』して、幅広い見識をテクノロジーに乗せて発信していくことが大事だと思う。

知識を『深化』だけしておけば儲かった旧世代の税理士、会計事務所は今から絶対にヤバイ。

平成29年は会計業界の『真価』が問われることになるだろう。

KWPartnersは本日よりKWPartnerzにマイナーチェンジします。

Partnerzはa→zまで幅広く対応します。

というAmazonの理念を取り入れたかったからです。

世間に響かなければ、形を、やり方を、すぐに変える。

だって、失敗なんてたいして誰も見てないんだから。

挑戦しないと損でしょう?

メールアドレスやHPアドレスは「S」のままですが、これは従業員が30人を超えたら「Z」に変えます(笑)

今後とも私達KWPartnerzを宜しくお願い致します。

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クラウド参謀 KWPartnerz

ワダヒトシ
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