ブランドは、一次関数で理解できる!ブランド力の理解に必要なたった1つのこと
しらべぇでAppleについて書かせて頂きました。
ブランドを一次関数(y=ax)で説明すると
ブランド = Appleイズム × 製品
Appleイズム = Apple社のVision × 提供する世界観
∴ ブランド = (Apple社のVision × 提供する世界観)× 製品
理解、頂けただろうか?
もっと式を具体的にすると。
Apple社のVision = テクノロジーを介して何百万人もの人の生活を変える
提供する世界観 = Apple製品を使うと人生が、より豊かになる
このようになるため、一次関数に当てはめると答えはこうなる。
∴ ブランド = (テクノロジーを介して何百万人もの人の生活を変える × Apple製品を
使うと人生が、より豊かになる)× 製品
大事なことは、たった1つ
aの部分さえブレなければx部分に何を持ってきても自社商品になるということ。
ジョブズは、ピカソの言葉「すぐれた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む」を引用した上で、「私たちはいつも偉大なアイデアを臆面もなく盗んできた」と語っている。
この盗んできたものがx部分にあてはまる。
aの部分を存分にコダワルべきであって、xの部分に持ってくるのはコダワリを発揮しなくてイイ。むしろ合理的なほどイイ。xは、aを形にするツールでしか無い。
Appleが自社工場をもたず構成部品を外部調達で済ましているのは、合理的だからに他ならない。
すべてにコダワルのも必要だが、x部分にコダワリを捨てることによって利益を作ることが出来る。
この割り切りを地で行くのがAppleなのだ。