【本末転倒】医療費控除は、受けない努力をすべき。
確定申告時期になると必ずといって「医療費控除はしないと損!」という記事が出て来る。
医療費控除したほうが得なことは確かだ。
会計の現場からするとこの医療費控除を受けようとする必死な姿勢が恐ろしい。
医療費が年間10万円いかなかったことに一喜一憂するが、10万円いったからラッキー!税金戻って来る!!というのは本末転倒だ。
健康が1番だろ(笑)
医療費控除を受けるようなことになって落ち込むのが正解であって、毎年医療費控除を受けてしまっている状況を打破すべき。
Why?不健康が嬉しいなんて日本人はどうかしてる!!! 厚切りジェイソン風
1年分の領収書を頑張って集めるのも大事だけど
医療費控除を受けるためには、確定申告書に領収書を添付しなければならない。
コツコツ集めて10万円を目指す?
いやいや、健康になって病院にいったつもりで10万円貯金してくれよ。
健康なら旅行もいけるだろう!10万円あれば海外も行ける世の中だ!
ここまでが誰も伝えない真理。
繰り返すけれど、
健康が1番。
医療費の領収書を無くした場合
そうはいって健康の維持に年間10万円ぐらい医療費がかかる!という人もいるだろう。
そして、そんな人が領収書を失くした場合には、とりあえず病院に再発行を依頼してみよう。
領収書の再発行は有料になる(無料でしてくれるところもあるけど)し、再発行に一切応じない病院もあるからダメ元でチャレンジ。
親切な病院は1年分をまとめた合計金額で再発行してくれる(領収額証明書)。
確定申告する側としては、年間合計の再発行した領収書とその内訳となる個別の領収書を合算しないこと。
そうすると2重控除になってしまう。
来年からは医療費控除の計算がグンと楽に
平成28年1月~マイナンバーが施行された。
なんと、健康保険組合や国民健康保険を使って治療した分の医療費は、医療費通知としてマイナンバーにデータが集積される!
これを基に確定申告書の作成ができるため、領収書の紛失は関係ない。
しかも、医療費を集計する手間すらなくなる。
なんでこんな便利になるかって?
マイナンバーは災害時にも使う前提で運用されている。つまり、被災した時の生存者にどんな持病の薬が必要なのか?等が分かるようになる仕組みでもある。
その恩恵として、保険が適応された医療費については自動でデータが集積されるということだ。
気をつけないといけないのが保険を使わないけど医療費控除の対象となる費用。
今年からはこの領収書だけを保管してね
治療のための交通費
医療費控除に含めれるから、タクシーや電車の領主書を今まで通り保管で。治療を受けた家族の氏名、支払年月日、支払先、支払金額のメモでもOK。
保険適用外の治療(自費治療)又は自費で購入した風邪薬等
単純にデータとして残らないから。
医療費控除の対象として認められる介護のおむつ代
医師が「おむつ使用証明書」を発行してくれれば「おむつ購入の領収書」で医療費控除が可能!これもデータに残らない。
神経質に領収書を保管しなくて良くなった分、健康になる方法を考えてくださいね♪
確定申告受付中です\(^o^)/
医療費控除が必要のない人求む!笑